💬この記事は、実際に老後破産に至った元・高所得者の方に、リアルな生活の軌跡を伺ったインタビュー形式です。
登場人物プロフィール
- 🧔♂️斉藤さん(仮名・65歳):元・会社役員/年収ピーク時1,000万円
- 👩🦰妻(62歳):専業主婦。高級ブランド・海外旅行が趣味
- 👧子ども2人(社会人)
- 🏠35年ローンで購入した郊外の注文住宅(当時5,000万円)
- 🚘外車(レクサス→BMW→ベンツと買い替え)
- 💰保険:月10万円超の保険に複数加入
🗣インタビュー開始
― 斉藤さん、本日はよろしくお願いします。早速ですが、高収入だった当時の生活はどのようなものでしたか?
👨🦳「正直、金に困ったことなんてなかったです。年収はピークで1,000万円。毎年海外旅行、外車は常に新車。家も大きくて、子どもには私立。とにかく“余裕”でした。」
― まさに“勝ち組”だったわけですね。その後、何が変わったのでしょうか?
👨🦳「気づいたら、ローンや保険、生活費で毎月50万以上飛んでました。定年後も生活レベルは下げられず、貯金はすぐ尽きました。」
― 生活水準を落とすのは難しいですよね。
👨🦳「妻も“普通に暮らしてるだけ”って言うんですが、その“普通”がヤバい。月3回のエステ、ブランドの新作バッグ…気がつけば年金だけじゃ全然足りない。」
― そこから老後破産に至るまで、どんな経緯だったのですか?
👨🦳「65で住宅ローンがまだ残ってたんです。車の維持費もバカ高い。さらに子どもの仕送りも続いて…。退職金も5年で消えました。」
― 今の生活状況は?
👨🦳「車は売却、家も手放しました。今は夫婦で古い賃貸に住んでます。月に使えるのは10万円ほど。たまにコンビニ弁当が贅沢ですよ。」
🧠 どこで間違えたのか?
「収入が多いからといって、無計画にお金を使うと、いくらあっても足りない。」
斉藤さんは何度もそう繰り返していました。
支出管理を甘く見た代償は、あまりにも大きかったのです。
💡編集後記|“稼ぎ”よりも“使い方”
年収1,000万円という響きは、多くの人にとって「勝ち組」の象徴です。
しかし実際には、そのお金の使い方次第で、未来は大きく変わります。
✅ 固定費の見直し
✅ 妻・夫婦での価値観の共有
✅ 子どもへのお金の使い方
✅ 保険や車など「本当に必要か」考えるクセ
あなたの未来が、「斉藤さんのようにならないために」。
マネーリテラシーは“今”からでも遅くありません。
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